水素水と言っても美容効果無いものも売られてたりする。
2016/07/09
水素水が美容とか健康に良いと言われているのは、
体内の水素が悪玉の活性酸素を排出してくれるから
ということで、いかに体に水素を取り込むか?
ということで水素水が注目されているわけですが、
こういった美容効果は薄いけど、水素水として売られているものも1部あるようですよ。
どういうことかと言うと、
濃度に関係無く、水素さえ溶存していれば水素水と言えるんですね。
だから、微量にでも水素が溶存していれば
水素水と明記しても間違いではありませんので。
と言うか、そもそも水素が入ってる水が水素水で、
濃度に関しては決まりは無いですからね。
これ別に詐欺とかではないので、わたしは批判する気は毛頭ないですよ。
ちょっと前に流行ったアルカリイオン水なんですが、
これは元々、アルカリ水が胃腸に良いということで、
水素水が注目される以前に医療用の認可を受けているようです。
で、作られる過程は電気分解のようで、
水素もいくらか溶存してるということです。
濃度は0~0.2ppm位のようですが、
最近の水素水ブームで、
アルカリ水というより水素水って名前の方が売れるからだと思いますが、
水素水として販売してるものもあるようです。
厳密には、大体はパッケージにH2とか水素と記載するくらいなので、
あからさまに水素水ですよとは書いてないです。
医療認可とあるので一見、すごい効能がありそうに見えてしまうんですが、
あくまでアルカリ水としての認可ですので、
水素水としての効能を目的とするのであれば、
これは違う商品なのでお間違えのないよう。
ここのところ水素水のこと調べてばかりなんですが^^;
そこで思うことがあったので、書いておきますね。
今でこそブームみたいになっていますが、
水素水に関しては昔から研究機関があって、
医療用にずっと研究されてきたみたいです。
で、臨床データで効能があるらしいという段階で
TVなどで取り上げられて、
一気に水素水とか水素水サーバーを製造する会社が増えた
という背景みたいです。
そこで感じたのは、
水素水の効能について研究しているところと、
水素水を販売しているところ
っていうのはあくまで全くの別物なんですよね。
研究機関→水素が体にいいっぽいよ~。(臨床データは水素水を飲んだ場合の)
水素水メーカー→水素入った水売りますよ~。
って感じでやってることは全く別物。
ということを踏まえて、目くじら立てずに、
自分で判断して購入しないとな~。と思いました。
水素水に関しては既に臨床データはあるので、
全く効果無い、なんてことにはならないと思いますが、
仮にそれが覆ったとしても、
水素水作ってるところに腹を立てるのはお門違いで、
「いやいや、うちは水素入った水売ってるだけだから、そんなこと言われても」
ってなりますもんね^^;
ちなみに、夫に言ったら、
「健康系って全部そんなもんでしょ~」
「ってか医療用に効果アリってデータ取るより、
そのデータの裏付け取るほうがよっぽど大変だから、
今当たり前に使ってるようなモノも、効果はあるけど裏付けは無いってのいっぱいあるよ~」
「そんなもん、そんなもん」
「ネットで肯定派VS否定派とか見てると面白いよね~」
とのことでした。
「うわ~怪し~。ヤメトケ水素水」
とか言われるかと思ったけど何か前向きで少し意外。
ちなみに、
「だいぶ勉強してるね~」
と少し褒められたけど、
何か上から目線なのは、まぁ目をつむっておこう。