蚊が多い気温は夏より春秋?気をつけるのは自分ではなく・・・
なんか夏が終わっても、まだ蚊いるの!?
ってなこと結構ありますよね。
でも実は蚊にとっては夏よりも春・秋の方が過ごしやすい気温のようです。
蚊に適した気温
一般的な蚊であれば、繁殖時期は適温22~27℃で、活動に適した気温は11~32℃と
活動に適した温度って結構広いみたいです。
で、さらに35℃を超えると蚊いえど暑さに負けて生きていけないそうです。
そういえば、夏に車中で蚊に刺されたことって無い気がしますが、
暑すぎて車内の蚊は全滅してるってことなんですね。
真夏に放置した車内の温度って40~55℃にもなるそうで、人間でも無理ですもんね。
最近の夏は35℃超えなんてのはしょっちゅうなので、
夏は家や避暑地ほど蚊に刺されやすく、
実はその前後の春・秋の方が蚊にとっては適温なので、
あちこちで蚊に出くわすということですよね。
蚊は結構早くから発生して、夏が過ぎても結構いる
蚊が産卵に適した気温が22~27℃ということなので、夏だ~と感じるよりも結構早く産卵が始まってるってことですね。
それで、産卵後成虫になるまでの期間はというとおよそ2週間くらい、
蚊の寿命は2~3週間ということなので、実は夏の終わり頃から秋にかけてが産卵が活発で、
それから結構な期間、蚊が活動してるってことになりますね。
だから実は気を抜いてる、春・秋ほど蚊にとっては過ごしやすい季節なんですね。
でも夏の方が蚊に刺されない?
そうは言われても、やっぱり夏の方が蚊に刺されやすい気がしますよね。
この生息温度からするに、夏は人間のいるところほど、蚊にも適温だから出くわす確率が高いんだと思います。
夏にわざわざ暑いところに行かないですからね。
それに加えて、蚊の多い屋外での飲酒や、発汗もあって蚊に察知されやすい上に、
肌の露出が多くなるので狙い放題だから、刺される確率もぐんと上がるんだと思います。
夏前後に気をつけるのは自分ではなく
結局のところ体感の通りで、夏の前後は長袖着てたりで、蚊の多さ以前にそんなに刺されるって実感ないし、
刺される部位が少ない分、気づくの早くて刺される前に退治できたりしちゃいますよね。
だから、別に気にしなくて良いか~とか私の場合は思っちゃうんですけど、
小さなお子さんがいる場合や、ペットを飼ってらっしゃる場合には気を付けてあげてくださいね。
蚊が止まっても叩けないし、それを訴えることも出来ないですから。
実感が無い分、春秋は蚊が少ないと思いがちですが、実は多く活動してるってことを踏まえて対策なきゃな~と思います。